ケーン職人の道具

ケーン職人が使う道具とケーンを作る材料です。

道具はほとんど職人が自分で作ります。

ここに上げたものは、リンの調整の為に職人さんの家を訪問した時に見たもので、これが全てありませんが、 後日機会が有ったらまた追加したいと思います。

竹(マイサーン)

bamboo 材料として重要な竹です。

マイサーンと呼ばれる種類の竹でタイ国内でも採れますが、ラオスからの輸入が多いということです。

他の種類の竹に比べると非常に硬いそうです。


bamboo straightener これは竹を真っ直ぐに伸ばす道具です。

bamboo straightener このようにして竹に熱を加えながら真っ直ぐにします。


リン(リード)

reed material リンの材料となる真鍮や銅と銀などからなる合金の板です。

これを小さく切って薄く伸ばして竹に装着します。


elephant bone anvil iron anvil 打ち台(アンビル)は2種類有って、一つは鉄製、もうひとつ特徴的なのが象の骨です。

鉄は硬すぎるので、微妙な調整の為には象の骨の柔らかさが程よいということです。


『胸(むね)』(タオケーン)

chest chisel 木を削って作成中の『胸』と、その中を刳り貫く(くりぬく)のに使うノミです。


その他

stock of finished pipe リンを装着して出来上がったパイプ(ルークケーン)のストック。


tuning リンの調律の様子。

薄い板を差し込んでリンを持ち上げ、鉈(なた)で押してリンの形を変えます。

きちんと音が出るだけでなく、リンがくっついて音が鳴らなくなることが無いように調整します。 といっても皆経験しているでしょうが、それでもくっつくことは有ります。 その時は強い息で直すようにしてください。指穴に口を付けて強く吸うのも有効です。


2006/09/19 Last modified.