タイ語の辞書に関して

タイ語辞書(PC用、電子辞書、紙の辞書)、それぞれに関するメモ。

PC用 PDIC+タイ語辞書データの場合

PC用では Personal Dictionary / Unicode版ってのが僕が使ってる辞書検索ソフトです。去年一年間と現在も使わせて頂いてます。

インストール

  1. PDIC/Unicode の中の、Personal Dictionary / Unicode版 の最新版をGETします。 β版のまま開発が止まっているように見えますが。
  2. タイ語の辞書データは、別途 こちら から。フリーもありますが、自分はシェアウェア版を使っています。
  3. で、そのページにある 使用手順 を見ながらインストールします。

以上の手順で動作するようになったら、自分用のユーザ辞書を新規作成して追加しましょう。配布されている辞書は書込み禁止の設定にしておくとよいと思います。理由は更新されて新版を使うときに自分の追加した単語とごちゃごちゃになるからです。

一応自分の ユーザ辞書 も置いておきます。といっても千語ちょっとですが、主に勉強する上で上記のシェアウェア版に無かった単語が入れてあります。

タイ語辞書の作成者のページにはポケットPCにも対応しているようですが、こちらは使ったことが無いので分かりません。

この辞書データの問題点。

電子辞書の場合

電子辞書については残念ながら日タイのものは見たことがなく、タイ-英/英-タイでは TalkingDict と CyberDict が二大有名メーカーのようです。バンコクではあちこちで売っています。安売りもしてますから安いところで買いましょう。サヤームのチュラ大のブックセンターなんかでも常にキャンペーンしてます。

自分は昔お土産のつもりで買った TalkingDict を2年ぐらい使った後、これが壊れてCyberDictの小さいのに乗り換えました。いずれにしても製品の出来としては日本のセイコーインストルメンツのもの等と比べたら話になりませんが、日本製にタイ語辞書がない以上しょうがないですね。

機種を選ぶ時は、余計な機能がついているものは避けましょう。携帯に便利なシンプルなものが一番です。逆に小さすぎるとキーボードの入力のしやすさに支障がでるので、その辺のバランスで選ぶことになるでしょう。タイ-英 で引いた後、画面上の英単語から 英-英 に直接ジャンプできる事が使い勝手の上で最も重要だと思います。オックスフォード等のちゃんとした 英-英 辞書が入っていることも重要です。

実際のところ、PDAが物凄い勢いで普及しているので、今後電子辞書の需要は減っていくと思われます。

紙の辞書

もう紙の辞書はとても使えない、と思うところですが、電子辞書は用例が無いものがほとんどで、目的によっては使い物にならないことも有るでしょう。特に電子辞書の タイ-タイ 辞書は最初からほとんど使い物になりません。紙の辞書としてはブックセンター等で600Bぐらいで売ってる巨大なやつが基本ですが、これには現代用語はほとんど載っていません。この点では一方マティチョンの出している物が評判良いようです。

日本のようにCD-ROMに入ったものでちゃんとしたものは未だに見たことがありません。

いずれにしても紙の辞書は不便ですから、実用的には最後の手段ですね。