新規記事投稿 フォロー記事投稿 記事のキャンセル
From: MUN! <munehiko@mars.dti.ne.jp>
Subject: Re: DCC-sendのモデム設定について教えてください
Date: 2002/05/05 05:57:11
Reference: mchat/00657

具体的な設定はルータ(この場合はモデムですね)によって異なるのですが、とりあえず、
基本的な部分だけでも。

まずMurichatの設定ですが、[Setup]-[DCC]内の「Fake Address」、「Auto Fake」、
その両方にチェックを入れます。
「Auto Fake」のPortに関しては、私の場合、6666を指定しています。

つぎにモデム/ルータの設定ですが。
DCCでファイル転送をするマシンのローカルIPを固定します。
たとえば、192.168.1.11などですね。

Coregaのルータなどでは、DHCPに関する設定のなかで「固定IPテーブル」として、
各マシンのローカルなIPを設定可能できるようになっています。
しかし、調べた限りでは、お使いの機種の場合、特定のマシンのIPを、
ルータ側で固定することができないようです(勘違いかもしれませんが)。
そのため、ルータのDHCP機能を使わないようにして、各マシンのTCP/IP関連の設定で、
それぞれローカルIPを指定してやる必要がありそうです。

いずれの方法にせよ、DCCを利用したいマシンのローカルIPが決定したら、今度は、
そのローカルIPに対して、Portを開けてやります。
サービス・タイプ(UDPかTCPか)はTCPとして、開けるPortは、6666〜6669くらいを指定。
「Auto Fake」で指定したPortから、連続して4つか5つの範囲を持って開けてあげましょう。

お使いの機種の場合、「NATアドレス変換設定」という項目で設定できるようです。
LAN側のIPアドレスとして、DCCを利用したマシンのローカルなIPを指定、ADSL側のアドレスは、
自分のADSL側IPアドレス、プロトコルはTCP、ポート番号を、6666〜6669と指定します。

恐らくこれで、DCCでのChatやファイルの送信ができるようになるハズです。
もっとも、Port番号やローカルなIPは、お使いの環境にあわせて、適宜、変更されたほうが、
よろしいかと思いますが。